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胆石症(胆のう結石症) Gallstones

胆のう手術の特長

手術経験豊富な院長と麻酔科医の連携

院長はこれまでに1000例以上の手術を担当しており、確かな経験に基づいた安全な治療を提供しています。また、麻酔科医も専門医が担当しており、全身麻酔は神経ブロック注射と組み合わせることで術中の痛みをしっかり抑え、手術後の回復をスムーズにします。

胆のうは院長の専門分野でもあります。手術を安心して受けていただけるよう、より丁寧な説明と、的確な手術適応の判断を行います。手術についても緻密かつ迅速、傷への負担も配慮した、最適な手術を提供いたします。

体への負担が少ない単孔式腹腔鏡手術

当院では、胆のうに対する治療として、身体への負担が少ない「単孔式腹腔鏡手術」を採用しています。この手術法では、おへその部分に約2cmの小さな切開を加え、そこから特殊な器具を挿入して、胆石ができる原因である胆のうごと摘出します。

さらに、右脇腹には2㎜程度の極めて小さな穴を開けるのみで、従来の複数孔手術と比較して傷跡が少なく、術後の回復も早いのが特長です。この高度な手技は、専門的な知識と豊富な経験を持つ院長が担当いたしますので、安心してお任せください。

入院不要・日帰りでの手術が可能

炎症の無い状態における胆のうの手術は当院にて日帰り手術で対応できます。入院費用がかからず、生活や仕事への影響も最小限に抑えられます。また、健康保険が適用されるほか、高額療養費制度の利用も可能なため、費用面の負担をできるだけ抑えることができます。費用について不安のある方は、事前の診察時にお気軽にご相談ください。

手術時点で炎症がある方は日帰り手術は対応できません。また慢性的に胆石発作を繰り返している方や、直近に胆嚢炎などを起こした方は炎症が予想されますので、同様に対応できません。胆嚢炎を起こしても落ち着いている状態が数ヶ月続いている場合は適応になることもございます。検査をして適応を判断しますので、まずは一度ご相談ください。

胆石症とは

胆石症

胆石症とは、胆のうや胆管内に結石が形成される病気です。石の種類には、主にコレステロール結石・ビリルビン結石・黒色石の3つがありますが、最も多くみられるのはコレステロール結石で、全体の約75%を占めるとされています。かつては欧米諸国に多く見られましたが、近年では日本でも脂質の多い食事が日常化したことにより、患者数が増加しています。

特に、現代日本における胆石の発症には、食生活が深く関わっています。高脂肪・高コレステロールの食事を日常的に摂取することが、胆石形成の一因となっています。また、一度できた胆石は自然に消失することはまれであり、小さなものを除いて、基本的には体内に残存し続ける傾向があります。

胆石はどんな症状が出る?

胆石はどんな症状が出る?胆石があっても、半数以上の方は自覚症状がないまま過ごしています。しかし、ある日突然、右上腹部の重苦しさや右肩・背中にかけての痛みといった症状があらわれることがあります。特に、脂っこい食事の後に、右肩や背部へと広がる鈍い痛みが続く場合には、胆石による影響が疑われます。

なかには、症状が一時的な胆石発作のみで済む方もいらっしゃいますが、初回の炎症が激しい場合には、耐えがたいほどの痛みとともに発熱や嘔吐、さらには皮膚や眼球の黄染(黄疸)といった強い症状を伴うこともあります。このような場合には、早急に医療的処置が必要です。

胆石を放置すると

胆石症の検査・診断

胆石症の診断には、まず血液検査と腹部超音波検査を行います。血液検査では、胆道に炎症が起きていないか、あるいは黄疸が出ていないかなど、身体の内部状態を確認します。超音波検査では、胆のう内に胆石があるかどうか、その数や大きさ、位置などを視覚的に確認できます。

必要に応じて、より詳細な情報を得るためにCT検査や内視鏡検査を追加することもあります。精密検査が必要な場合は、専門の医療機関を紹介します。手術自体は当院で実施可能です。

胆石症の手術が必要な場合

健康診断などで胆石が見つかったものの、特に症状がない場合は、すぐに手術を受けるべきか迷われる方も少なくありません。そのような場合でも、将来的なリスクを見極めるために、定期的な経過観察を受けることが重要です。一方で、軽度でも症状がある方や将来的に悪化の可能性があると判断される場合には、早期の手術をおすすめすることがあります。

以下に該当する方は、手術をおすすめしています。

くり返し胆のう炎を起こしている方

軽度であっても、胆のう炎を何度もくり返している方は、炎症が悪化して腹膜炎などを併発するリスクがあります。そうなると、手術が大規模になったり、入院期間が長引いたりする恐れがあるため、早めの手術が望まれます。

胆のうがんの発症を懸念されている方

胆石と診断されてから長期間が経過している方、結石が大きく数も多い場合、あるいは胆のう内に結石が充満している場合には、将来的な胆のうがんのリスクも考慮して、手術をおすすめする場合があります。

糖尿病を合併している方

糖尿病を患っている方は、感染症に対する抵抗力が低下しているため、胆のうの炎症が重症化するリスクが高まります。症状がない場合でも、予防的な観点から手術を先行して行うことが推奨されます。

右肩や背中の痛み、脂っこい食事後の違和感がある方

右肩や右背部の鈍い痛み、またはみぞおち付近の不快感が続く方は、胆石による症状の可能性があります。特に、脂質の多い食事の後にこれらの症状があらわれる方は、胆石発作の前兆の場合があるため、症状の改善を目的とした手術を提案することもあります。

胆石症の手術後の注意点

手術当日は局所麻酔が効いているため、強い痛みを感じることなく帰宅が可能です。ただし、夜になると麻酔の効果が徐々に切れ始めるため、痛みが気になる場合は、あらかじめ処方された鎮痛薬を服用してください。翌日は、起き上がる動作や咳、腹筋に力を入れる場面で痛みを感じることがありますが、日常生活は基本的に可能です。

術後2日間はシャワー浴が推奨されており、絆創膏を外して洗っていただいて問題ありません。ただし、外出や旅行などの長時間の移動は控えていただき、ご自宅で無理のない範囲でお過ごしください。

胆石症の日帰り手術の費用

胆石症の手術は保険が適用されるため、施設間で大きな差はありません。ただし、負担割合や手術方法、麻酔方法によって患者様ごとに費用は異なります。あくまで目安として参考にしてください。

  1割負担 3割負担
胆石手術 約16,000円 約110,000円